2011-02-21

もうすぐ春

日本のみなさま。
ちょっと信じられないタイトルかも知れませんが。

こちらは2週間程前から、最高気温が25度くらいなんです。

先日、加湿器のフィルターを買いに量販店に出かけたところ、
もう店頭にはヒーターどころか加湿器もなくて、扇風機が並んでいました。

そしてお察しの通り、アメリカ人たちは、彼らの典型的ファッションである、
半袖Tシャツ、短パン、ビーチサンダルに衣替え。
恐るべし、基礎体温の高さ。


そんなこんなで、こちらはもう春の陽気なのです。


先日の日曜日には、bibimachiさんのパーティーをしたFearrington Villageに、またまた行って来ました。
今回はパーティーの打ち上げを兼ねて、ね。

Village内のパーティーの会場だったThe Old Granary Restaurantは、普段はブランチを提供しているレストラン。

パーティー以外にも、打ち合わせで1度訪れたんだけど。
ここのEggs Benedictというお料理にハマってしまいました。
なので、今回も、再度オーダー。

薄く切ってトーストしたパン(マフィン?)に、サーモンとポーチドエッグが乗っています。

そう、このプルプル ポーチドエッグが、最高の半熟なのです。
タマゴ好きの私には、たまらない一品。



ブランチの後は、village内で開かれていたFolk Art Showを見に行きました。

アメリカ内の様々なジャンルの芸術家のみなさんが作品を展示(販売)していて、
その作者の方が実際に作品について、とても丁寧に気軽に説明してくれるんです。

私は、この鉄くずで作ったロボットたちがとても気に入ったの。

こちら、トオルくん(と勝手に名付けた)。
ロボットだけれど、人間のカワイイ女の子に恋をしてしまっている。
叶わぬ恋と知りつつ、毎日そっと女の子を見守る日々(私の妄想)。



こちら、ダイゴくん(と勝手に名付けた)。
みんなから頼られる存在。義理人情に厚い(私の妄想)。


これは胴体の部分がネクタイでできている鳥。カーディナルかな?
いいお天気だし、ホント、すい〜って気持ちよく飛んでいるみたいね。


これは、ワインのボトルを使ったアート
写真を撮ってたら、作者の方が、「ほら、ここから撮ってごらんよ」って。
そう、太陽越しにみると、またまたこのブルーが栄えて、とてもキレイでした。


暖かくなるだけで、ココロがふわっと明るくなるね。
ホント、NCの春はもうすぐそこ。



2011-02-15

Kaiくんの苦手なもの

1 掃除機
一般的にネコにありがちだそうです。
アメリカの掃除機はデカイから、なおさら怖い?
さすがに最近は、シャーって言わなくなったケド、
未だに、掃除機を出して来るだけで、キャットタワーの一番上に登ってしまいます。


2 餅つき機
これは、昨年末のブログで紹介したもの。
お友達が持って来たものなので、今は我が家にはないから、Kaiくん、一安心かな?


3 風船
今日、発覚したコト。
お誕生日に頂いた、アメリカ的なバルーン。
1ヶ月弱くらい経って、いよいよしぼんできました。
で、今日は、もうこんな位置まで。


ようやく、今日、視界に入ったのか、
まずはキャットタワーの影から様子をうかがい、

掃除機同様シャーとか言い出して、

室内の空気で、フワフワ動いたとたんに、

一目散に、洗濯機のある部屋に入ったと思ったら、
洗濯機と乾燥機の物陰に隠れてしまいました。。。


どこにいるか、分かります?

今なお、この隙間から出て来ません。

ビビリだなぁ。。。

2011-02-14

アリソン


1週間程前になるかなぁ?
ラボでResearch Technicianとして働いていたアリソンがお仕事を辞めました。

去年の10月に待望の第一子アンナちゃんを出産。
人形じゃないです、アンナちゃんです。激カワイイ!!

その後、産休を取っていて、ラボに戻って来るかどうかはグレーでした。

ラボ全員が、アリソンのカムバックを待っていたんだけど。

アメリカでも、出産後すぐに仕事にカムバックする人は多くないようです。
日本だと、アメリカよりもっと多くの女性が仕事を辞めてしまうのが現状なのでは?

産休に入る前に、ラボの女子で、いろいろ話してたんだよね。
日本の習慣についても興味津々でした。
日本だと今でも、結婚したらダンナさんのサポートをするわ〜ってので、
お仕事を辞めちゃう女性多いんだよって言うと、
「子供いないのに、超ヒマじゃ〜〜〜ん」って全員に突っ込まれました(笑;
「友達と高級ランチに行って、昼ドラでも見てるんじゃない?」って言うと、予想外に納得されました。

アリソンは、結婚後も多くのアメリカ人と同じように、仕事を続けていて、
でも、出産後、仕事を続けるか続けないかについては、悩んでいました。
生まれたばかりの赤ちゃんを誰かに預けて仕事をするのに抵抗があるのと、
ベビーシッターにかけるお金が、自分が働いて得るお金と同じくらいかそれ以上なら意味ないじゃんって。
おっしゃる通りです。
フルタイムでベビーシッターをお願いするとなると、
ピンキリだけれど、ひと月1000ドル(10万円)くらいかかるかも。。。らしいです。
こちらは、両親と同居って例が少ないから、やはりシッターを頼む他ないんでしょう。
それにアメリカは子供(小学生までかな?)を1人で家でお留守番させていると、
虐待っぽい扱いになって、警察に叱られるって聞いたコトがあるし。


何はともあれ、ラボ全員が、アリソンのカムバックを待っていたのは事実。

アリソンは、それはそれは、優秀なResearch Technicianで。
地元のカレッジ(大学)を卒業した後、このお仕事をしていると聞いていたけど。
ラボの備品などの管理から、ボスと一緒に1つのテーマの実験をしていました。
彼女の性格もあるけれど、細かなところに気がついて、みんなが頼りにする存在でした。
私の憧れる、スーパーテクニシャンです。

だから、ボスは何度も仕事を続けられないかって、アリソンと話し合ってたみたいだけれど。

痛い、ホント、痛〜〜い。

アメリカでこんな現状だからなぁ。。。
出産すぐの仕事復帰ってのは、どこの国でも、なかなか難しいんだと。


しか〜し、ここからは日本と違うところ。
ラボのシャーリーは、これまた優秀なスーパー秘書さんで、
小学生と幼稚園の男の子2人のママで、
一時期仕事を休んでいたそうですが、今はバリバリお仕事しています。
ボスの奥さんも、今はお仕事を再開。
この前も奥さんが出張で長い間家を空けていたそうですが、
小学生の娘2人の面倒をボスはみていたそうです。

こっちは、子供を迎えに行くからとか、子供が病気だからという理由で、休む or 早退するのに、
誰も何も言いません。当然のことだから。
迎えに行くのが、ママであっても、パパであっても、です。

こちらの企業はどういう体制か分からないけれど、少なくとも、研究室では。

よくシャーリーの息子さんがラボに来て、遊んでいます。
(大雨とかで学校が休校になることが多くて、家で1人で留守番はできないからラボに来てる)
手のあいた(ヒマな?)ラボメンバーとお絵描きしたり。
平和な空気が流れています。


そんなこんなで、何を思うかというと。
男性であっても、女性であっても、バリバリお仕事ができる優秀な人は、働ける環境がアメリカにはあること。
日本だと、せっかくキャリアや技術を持っていても、途中で辞めてしまうと、なかなか復帰が難しいのが現状。
もったいないと思うんだよね。
本人にとっても、ラボや会社にとっても。


おそらく、だけど。
子育てが一段落したら、アリソンは何かの形でResearch Technicianを再開するんじゃないかな。

わたしはねぇ。。。
少しはこれまでのお勉強や技術なんかを生かせる、
(別にPIに是が非でもなりたいワケじゃないんだ、爆弾発言?)
研究に関わるお仕事を、できればアメリカである程度続けたいんだけど。
どうだろうねぇ。
2年先のことも分からない基礎研究者の人生。。。とほほ。
まずは、ボスとそろそろ契約について話をしないといけない(汗;



2011-02-12

お友達のwedding party


先週末は、お友達のwedding partyでした。

そう、bibimachiさんのwedding party !!

そりゃ〜〜ぱぁ〜〜っとお祝いしないワケにはいかないでしょう。

なので、bibimachiさんLOVEなお友達を代表して、このpartyを主催させて頂きました。

もちろん、わたし1人で主催なんかできなくて、
私も含めて5人+bibimachiさん&旦那さんで、
あれやこれやとプランを立てて準備しました。

ここNCで、電撃的な出会いをされたbibimachiさん。
もちろんNCにも、たくさんのお友達がいて、総勢67人の大パーティー。
67人のうち、子供達が18人!
ご家族とのお付き合いも多いよね〜。
コドモからオトナまでに愛されているbibimachiさん。

企画した自分が言うのも変だけど、
と〜〜っても、温かいbibimachiさん&旦那さんの雰囲気にぴったりのパーティーでした。

場所は、NCのFearrington Villageというところのレストラン。

ここには牧場があって、通称「腹巻き牛」と呼ばれる、こんな牛がいます。


春には、お花もたくさん咲いて、とっても雰囲気のある場所です。

ウェディングケーキは、この「腹巻き牛」さん。

S子さん撮影

しかも、オスとメスのカップルです。
カワイイでしょ〜〜。

レストランの方の計らいで、テーブルには予定していなかった、
こんなきれいなお花も。

Yさん撮影




パーティーは、こんな感じでした。



bibimachiさん、結婚お祝い計画、大成功。



bibimachiさん&旦那さんを通じて、また、このパーティーを通じて、
たくさんの方々に出会うことができました。
みなさん、ホントとてもいい方ばかりで、この出会いに感謝。
パーティー当日は、ちびっこからオトナまで、みなさんが楽しんで頂けたようで何より。

そして、このパーティーを主催するにあたり、
一緒にパーティーを企画したNCのお友達、どうもありがとう。
みなさんがいなければ、こんなすてきなパーティーはできませんでした。
レストランの交渉をしてくれたり、パーティーのプランを立てたり、
会計をしたり、細々とした作業をしたり、当日パーティーを盛り上げてくれたり、
挙げればきりがないくらい、たくさん。

またこのレストラン関係の方々にも大変お世話になりました。
アメリカ人とは思えない(ごめん、、アメリカ人)気配りの数々。

このパーティーを通じて、いろんな方の優しさとか愛を感じることができて、とても幸せ。

パーティー後、お裾分けしてもらったお花。


毎朝、お水をかえるだけで、幸せな気分が続きます。




最後になっちゃったけど、

bibimachiさん。
結婚おめでとう。これからも末永くお幸せに〜〜。







そして、パピコ**さん。はるばるNCまでどうもありがとう。
WVくま吉が加わって、賑やかになりました。

2011-02-02

NO MUSIC, NO LIFE



今日も、相変わらずバタバタした1日でした。
一体いつになったら、これまでのような生活になるんだろうか。。。
というか、アメリカのまったり生活に慣れてしまって、本来はこのくらい忙しいのが普通なのかも。
(京都&大阪での実験ライフを遠い眼で振り返る。。。)


あ〜〜眼が疲れた。
背中が痛いよぅ。
なぜかふくらはぎも筋肉痛。。。


今日くらい、帰宅後エクセルファイルを開くのをやめようと思いました。
1日くらい、いいだろう。


というワケで、まったり。
ゆっくりお風呂に入って、
ストレッチして、
マッサージして、
年末NYCで聴いたChris Botti のDVDを観ながら、そう、まったり。






アメリカに来て思ったコトは、音楽がとても身近にあること。
週末(いや平日でも)になると、コンサートがいろいろなところであります。
小さなライブハウスから、大きなスタジアム級の会場まで、いろいろ。
アメリカでは田舎であろう、NCででも、です。
そして日本での公演と比較すると、とてもお手頃な値段で鑑賞することができるのです。


先月は、ミュージカル Lion KingDPAC (Durham Performing Art Center) にて観て来ました。
ミュージカル2回目(オペラ座の怪人以来)。



わたしは、良く言えばコドモの感性というか、オコサマなのか。
この Lion King 大好きになっちゃいました。
ストーリーは簡単だし、いろんな動物が出て来るのが、とても楽しい。
とても色彩豊かで、音楽もアフリカ民族楽器とか出て来るし、
眼をキラキラさせて、見入って&聴き入ってしまいました。
キリンが一番、スキ。
夢のような時間でした。




それから、内田光子のピアノリサイタルをCarolina Performing Artsにて。
恥ずかしながら、「ピアニスト内田光子」のことを知りませんでした。
舞台にグランドピアノが1つ。
改めてピアニストってすごいなって思いました。
たった1人で演奏するんですよ、当たり前ですけど。
彼女の優しい演奏(シューマンとベートーベンとショパン)に、うっとり。
予想されましたが、中盤、別世界に行ってしまいました(笑;
お友達が、彼女の演奏を聴いて、「ピアノって弦を叩いてるんだって感じた」と言っていました。
そう、楽器って、演奏する人によって(素人と比べて)こうも違うものかと思いました。



ピアノリサイタルの最後には、ちゃっかりサインももらっちゃいました。




そして、先週は同じくCarolina Performing Artsにて、Jazzを。
Jazz at Lincoln Center Orchestra with Wynton Marsalis
Wynton Marsalisというトランペット奏者がすごいということで。
これまた、彼のコト知りませんでした。
トランペットは演奏したことがないので、感覚が分からないんですが、
内田光子のピアノ演奏と同じような気がします。
トランペットが、もはや楽器の域を超えて、体の一部というか、
息づかいとかがリアルに感じられて、ホント歌を歌っているような、音というより声って感じ。
彼率いる(?)バンドも、超カッコよくて、
もうみんな演奏をするために、音楽をするために生まれて来たというべき人たちばかり。



リズム感とか、ハンパないです。
楽譜なんて、あってないようなもんなんだろうなと。
Jazzには、興味があって、いろいろ聴いてみたいんだけど、Jazzという括りが大きすぎて、
どれから聴いていいものか、何がおすすめなのかとか、全く分からず今に至るワケで。




まだまだ、まだまだ、まだまだ、たくさん、
聴いた事がない音楽がたくさんあって、
いろんな音楽をいっぱい聴きたいな〜って。


いろいろな音楽を聴く人と知り合うと、それだけいろいろな音楽と出会う機会が増える。
いいことだよね。


今回、誘ってくれてお友達へ、どうもありがとう。
またいい音楽をたくさん紹介してね。