2010-09-22

Baby Shower


以前のブログで、Baby Showerについてお話しましたが。

おさらい。
こちらアメリカでは、赤ちゃんが産まれる前に(安定期〜臨月)Baby Showerといって、
Babyができたコトのお祝い会をします。

今日は、ラボで10月25日出産予定のアリソンのBaby Showerをしました。

懸念のプレゼントも、なんとか週末にゲットしました。
私のお気に入りは、pottery barn kidsというお店。
私のプレゼントの基準として、
欲しいけど、自分じゃ買わないなってのを選びます。
わたしは、かわいい食器にしました。

ちなみにここでプレゼントを何度か買ったので、ダイレクトメールが届くまでになりました。
結婚してないし、もちろん子供もいないのにね(汗)。



とにかく、今回は秘書のシャーリーがいろいろと準備してくれて、さすがデス。















ピンクのお花ということは。。。

そう、女の子。
名前は既に決まっていて、
アンナだそうです。

一度アリソンと、女の子なんだけど名前何がいいかな?って話になって、
日本でもアメリカでも通じるAで始まる名前って何?って聞かれたことがあって、
アン or アンナって答えたんだけど。。。まさか採用??



お昼ご飯として、

サンドウィッチとか作って食べて、
デザートにはケーキを食べました。
もちろん全部食べれます、
このケーキ、
さすがアメリカン。

こっちでも、
babyはコウノトリが
運んでくるんでしょうか?
ケーキの上にトリがいました。













こっちはお誕生日会とかにも風船が人気で、
シャーリーが用意したピンクの風船が、
とってもキュート。







後半はプレゼントの紹介。
男性陣はシャーリーに買い物を頼んだようデス。
女性陣は、カワイイ洋服とか。

Baby shower、何だかんだで大盛り上がりでした。
後ろで爆笑しているのが、シャーリーです(笑)。



ちなみに10月末あたりの誕生日の場合、ハローウィンと被って、
誕生日会とハローウィンパーティーを同時にされてしまうパターンが多いようで。。。
誕生日会なのに、なぜかカボチャ料理ばかりとか、
友達がコウモリに仮装してるとか(笑;
日本でも、例えばお正月あたりとかが誕生日のコってこのパターンだよね。。。
誕生日なのに、おせち(笑;




めでたいコトはいいことです。
最近荒んでいたココロに、今日は少しヒカリが差しました。



2010-09-21

ボスの夢



今朝、ボスがちょっと真面目な顔で話しかけてきました。


「昨日ね、夢を見たんだよ」


その内容がさ。


私とディスカッションをしてたら、
私が「もう、仕事したくないです。日本に帰りたいです」って突然言い出したんだって。
何かに私は怒ってしまったらしい。


で、今日、普通に話をして安心した(ちょっとだけ?)って言うの。


う〜〜〜ん。
私が論文書きでテンパってて、
学生実習で疲れきってて、
実験をポツポツやっているのを、ここ1週間くらい見てて、
もうすぐ、一時帰国するってのと相まって、
昨日、そんな夢を見てしまったんじゃないかと。


あ"〜〜、ボスにも遂に心配をかけてしまってるのではないだろうか。わたし。








ジェイソンが、こんな折り紙を作っていました。



3Dのネコの折り紙。
折り紙の国から来た(?)日本人からみても、斬新だ。
そして器用だ。



2010-09-15

まだ。。。



ラボです。。。


学生実習が終わって、ようやく自分の実験ができるのに、
イマイチ、テンションが上がりません。

やらなきゃいけないコト、いっぱいあるんだけどねぇ。

そう思えば思うほど、思考が止まるというか、手も止まるというか。

昨日は、大腸菌にエレポレしたら、パンって言って爆発しますた (T_T)
知ってるよ。塩のせいだって。。。
でもビビって、今日、もう一度しなきゃいけないんだけど、怖いからやめた。

観察しなきゃいけないハエたちが、みるみるオトナになってきて、
ハエたちに急かされています、顕微鏡観察を早くしろと。

論文書いてるけど、いっこうに進まないデス。
書いているうちに、データが足りないとか思えてきて。
ボスに調子どう?って聞かれることが、やや苦痛となってきた。


仕事以外だと。
ラボのアリソンの出産が近いので、来週ベイビーシャワーをすることになってて、
そのプレゼントを購入するために、
彼女がレジストレーションしてるonlineサイトをチェックしたら、
商品到着までに8日くらいかかるってさ。
間に合わないぢゃん、来週の火曜日なのに。。。

日本への一時帰国が近いので、DSにサインをもらわないといけないし。


あ"〜〜〜。


以前、シロ クマオが頻繁に言ってました。
「いっつも考えすぎなんだよ〜〜。なるようにしかならないから」って。
何度も同じこと言わせてたねぇ。。。



そうなんだよ、その通りだよ
クマオ〜〜。



クマのぬいぐるみと話す女子はここにもいました。
今日、初めて見て、このサイト知ったんだけど。
げげっ、妄想キャラ、被ってるやん。


2010-09-12

US OPEN テニス



US OPEN TENNISを見ると、アメリカに来て1年が経ったんだな〜と実感します。

最初のホテル住まい(約10日間)、テニスばかり観ていました。

昨年はフェデラーとのフルセットマッチの末、デルポトロが優勝。
女子は、キム・クライシュテルスの優勝。

今年は、今日が最終日。

女子の決勝は昨日で、昨年の覇者キム・クライシュテルの優勝。

私は彼女が、かなりスキです。


うまく表現できませんが、キラキラしています。

以前、杉山愛選手とダブルスペアを組んだこともある選手です。
まだ27歳なんだけど、2007年に1度結婚・出産で現役を引退しました。
その2年後の2009年、復帰の年に、US OPENで優勝。
そして、今年、連続優勝を達成。

奥さんになっても、ママになっても、
現役テニスプレイヤーを続ける。
すごいことです。

「私の方が経験が多かったので、今日は勝つことができた。」
試合後のコメント。
カッコイイです。
「まだまだ若い選手には負けないよ〜」って感じです。


表彰式には、娘さんを連れて。

(AP通信より)

ステキです。


男子シングルスは、昨日、フェデラーがジョコビッチに準決勝で負けました。
ナダルとの決勝対決を期待していたから、ちょっと残念。

一方、US OPEN初決勝進出(意外にも)のナダル。
生涯グランドスラム(4大大会制覇)をかけて、今日、ジョコビッチと対戦です。



アメリカにいる間に、New Yorkまで、このUS OPENを観に行きたいな〜。



2010-09-08

Duke Kumao


今日からよろしく。
デューク クマオです。
兄さんは、パピコ**さんちにいます。

今日も、たくさんの学生が来たね。
学生実習が終わってから、実験するの、大変だよね。





今日は帰るの、遅くなったね。






ようやく、ソファーでのんびりできるね。





あぅ。。。

私はダメな人間です。。。



2010-09-07

First Anniversary




2009年のLabor Day (9月の第一月曜日、9月7日でした)。

ちょうど1年前、日本からアメリカへ、スーツケース2つで来ました。

1度もNCに、Durhamに来たことがなくて、ボス以外誰も知らなくて。
このボスとも2009年3月の学会で1度会ったきりで。
英語が得意なワケではなく。
特に仕事のテーマも決まってなかった。


2010年のLabor Dayまでの1年間。

お仕事でいうと。
学会でポスター発表しました。
論文を書いています。
PhD Student向けの学生実習をしています。

お仕事以外でいうと。
多くの方に知り合いました。
日本人も、アメリカ人も。
一緒に旅行に行ったり、テニスをしたり、音楽をしたり、
ご飯を食べたり、パーティーしたり。
Kaiくんという相棒もできました。


想像以上です。


こちらでよくして頂いたみんなに感謝です。
日本で遠くから応援してくれている家族や友達に感謝です。
周りの人のいろんな意味でのサポートがなかったら、3日で日本に帰っていたと思います。

この1年で一番大切に思ったコト。
人との出会いかな。

日本の時と比べて、出会いが多い分、別れってのも多いけど。



あとどれだけ、こちらで生活ができるかどうか分からないけれど、
まずは、これから1年。

もちろん自分の為でもあるけど、
サポートしてくれているボスや仕事を一緒にしているラボのみんなの為にも、
よい仕事をしたいし。

いろいろよくしてくれている、こちらの人との時間を、もっと大切にしたいし。
せっかく出会ったんだから、壊すことなく、ずっと続けたいなと思うし。

周りの人が、楽しい時だけでなくて、困った時や凹んだ時に、一緒にいてくれたように、
そういう存在に少しでもなれたらと思うし。



今年のLabor Day当日。

実はアメリカ生活1年を通して、初となるザ・ステーキを食べました。

レストランは、Raleighにある、the Angus Barnというお店。
HPからお分かり頂けるように、ガチの高級ステーキハウスです。

私はシャトーブリアンを注文。

店内が、いいムードすぎて(?)暗くて、
iPhone (3GSだからフラッシュなし。。。)で撮影した結果、
ほとんど分からないと思いますが。。

(bibimachiさん撮影バージョンアップ)

このいいムードの店内で、6人家族(という、あくまで設定; 笑)
ワイワイステーキを楽しみました。
おいしかったね〜〜。


私は前菜のカニ料理、ボール一杯のサラダ、おいしいパン、
bibimachiさんのオニオンスープを試飲等で、
既に、お腹が8割くらい満たされた状態になり。。。


半分くらい、恒例のお持ち帰りをしました。


この容器に入ってると、高級感が半減するねぇ。。。
エコノミークラスの機内食みたいだ。。。


今日はランチに、この半分を食べ、ディナーに残り半分を食べました。

しかし、何度食べても、シャトーブリアン、激ウマです。


日頃お世話になっている(?)Kaiくんにも、ごくごく一部をあげました。




シャトーブリアンを食べた直後の様子。



おいしさ、Kaiくんから伝わるかな?





2010-09-04

Boot Campの集い



下記のように、実習で振り回された1週間でしたが。

昨日、実習のみんなとの交流として、
Durham Bullsの試合を観に行かない?って誘われました。

ううう、また、ヤツらと絡むのか。。。

1日考えましたが(笑)、結局行く事にしました。

前回は、ラボのジェシカと旦那さんなどで行ったから、雰囲気は分かるし。


スタジアムのWill-Callカウンターに行って、そこでチケットをゲットしてねって、
Neuroscience部門の秘書さんから簡単なメールをもらいました。
このシステム、分からなかったんで、メールのプリントアウトを窓口でみせたら、
もう代金は支払われていて、
IDをみせて予約名を窓口で言えば簡単にチケットがゲットできました。
野球とか演劇とか、年間で押さえているみたいなコトかなぁ。。。結局、正解分からず。

しかも、ゲットしたチケットを見ても、席がよく分からず。




掃除してたおじさんに聞いたら、
「あ〜これは、スイートルームだよ。エレベーターで3階に行って」



なぬ〜〜!!
スイートルーム??

そして、
教えられた部屋のドアを恐る恐る開けると。







ヤツら、いました。

既に、宴もたけなわ。


「○○、ちょっと、遅いじゃん!何してたの??」
「あ、ここ来るまで迷って、、、それに、食べ物買うために、超並んでさ、、、」
「○○、なんでビール買っちゃったの??ケータリングあるのに」
「え"、知らなかった。。。」
「あ〜あ、お金、無駄にしちゃってるよ。。。」


あ"〜〜〜、若者、嫌だ〜〜〜。







ちなみに、お部屋はこんな感じ。



















部屋の外にも、
もちろん出る事が出来て、
外の空気を吸いながら
観戦できます。











若者、嫌だ〜〜〜って思ってたケド、

ありがとう、松井秀喜サマ。
ありがとう、イチローサマ。
ありがとう、アメリカで活躍する、
たくさんの日本人野球選手のみなさん。

アメリカ人と日本人、
野球の話題があれば、
大丈夫だ〜〜!!

彼らに振り回されながらも、
そこそこ、
楽しいお話できました。

そこそこ。





ただ、別のラボのボス(ドクターハウスに激似!!)には、
やぁやぁ、元気?実習はどう?楽しい??って聞かれて、もしや。。。やはり。。。
学生と勘違いされました。。。
あ、そういや、このBoot Campの会議の時いたよね〜って。。。
そうだよ〜〜!!忘れないでおくれ〜〜!!


まぁ、最後には、恒例の週末の球場での花火を見る事ができて、満足。
スイートルームという、日本でも経験の無い場所で、野球を観戦できたことに感謝。
そして今日は、ドクターハウスの全て奢りのようでした(ご飯とか飲み物とかチケットとか)
Dr. Houseさん、ありがとう。






しかし。。。正直。。。
また来週から始まる、実習、第2週目が怖い。。。




Boot Camp 第一週終了


この前の投稿で、学生実習を手伝うことになったと言いましたが。

今週、その実習のはじめの1週間が終わりました。

いくつか前回の投稿内容の訂正を含め、実習について解説。

1. undergraduateの2年生が来るとか、言っていた気がしますが。
 正解:PhDコースの新1年生でした。
 
ちなみに、こちらでは、日本で言う学部(undergraduate)が終わると、
修士(Master) 2年か、博士(PhD)コース5年を、この時点で決めないといけません。
つまり日本の様に、修士を終える頃に博士過程に進むかどうかを決めるのではないのです。
そしてシステムとしては、
PhDコース1年生の最初に、こういう短期の(数日)ラボ実習に行き、
後半はローテーションといって、もう少し長期(3ヶ月くらい)ラボで実験をします。
この他に、午前中は講義などがあります。
PhDコース2年生から、実際に研究室に配属され実験をスタート。
トータル約5年でPhDゲットとなるワケです。
(PhDゲット条件は大学やコースによって様々で、
論文の数というよりはボス次第という感じ、あくまで、私のいるラボでは)

とにかくPhDコースの新1年生は、ガチでPhDゲットを目的としているので、
やる気マンマンです。
日本の時いたラボでも、学部3回生が実習に来てたんですけど、
学年が少し上ってのもあるけど、
自分はどういう研究をしたいかという意思がはっきりしています。
PhDを取得することは、自身の人生の上で、通過点。
実際、私のラボの学生のコも、PhDを取得後、
また違う分野(経済とか!)を勉強したいと言っていたり、
結婚しようかな〜と言っていたり(笑)、
企業で実験じゃない仕事しようかなとか言っていたり、
もちろんポスドクとして、研究を続けたいってコもいるけど、
日本に比べて、PhD取得後の人生の自由度がはるかに高い!!
だから、PhD取得は、人生の通過点的な考えに至るんだと思う。

2. ボスからは、TA (Teaching Assistant)として、
 実習の、あくまでボスのお手伝いっていう設定だったんだけど、
 正解:ほぼ1人で教えています。。。
 
ボスは、午前中講義をやっていて、午後からは実験について簡単に説明するだけで、
実際の実験指導は、私、1人!!
学生は、4人ずつグループに分かれて来るんだけど、
実験内容が、顕微鏡観察&行動実験の2つ。
どう考えても、1人でできないと思うんですけど(汗)。
Dukeの学生、
特に生物系でNeuroscience部門に所属している学生は頭がいいと聞いていましたが、
確かに。。。
ガンガン質問してきます。しかもポイントを突いた質問をね。
こっちは、ボスでも誰でも、学生は名前で呼ぶので、私も当然、名前を連呼され、
「○○、ちょっとこっち来てよ〜、これおかしいと思わない?」
「○○、ねぇ、これが分からないんだけど、どういうことよ?」
はぁ〜〜〜〜、ちっとは空気を読めないかねぇ〜〜、私、1人で教えているという空気を。
今週は、コンフォーカル顕微鏡と、実体顕微鏡のある部屋を行ったりきたり。
 
予想通り、こんな質問も。
「ねぇ、○○は、PhDコースの何年生?今」
「残念ながら!あなたたちより、10歳以上年上ですからっ!」


何はともあれ、一回りくらい年下の若者に、振り回される1週間でした。