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2012-10-29

一時帰国 ビザ更新と学会など〜関東編〜

10月10日から24日まで、日本に一時帰国していました。

今回の目的の1つがビザの更新。

過去2回、ビザの更新手続きをしているのですが、
今回は、手順がちょっと今までと変わっていました。

今までは、あらかじめ大使館のホームページからオンラインで必要情報を登録し、
日本の大使館or領事館で面接→その後、新しいビザ付きのパスポートが手元に届く、といった具合でしたが、
今回は、オンライン登録を完了する最後の画面で、どうしても面接予約ができなかったのです!

う〜〜ん、どういうことなんだ〜〜。
アメリカにいるお友達にもいろいろ聞いてみたところ、
どうやら、ビザの更新手続きの人は、面接なしで郵送のみのやりとりしか選択できないのでは?という解釈に。
仕方なく、郵送手続きをすると、実家に返信用のエクスパックが届いたとのこと。

そして、そして、私よりちょっと前に、この手続きをした友達は、
なかなかビザが手元に届かず、結局2週間近くかかってしまったとのこと。
これまでは、面接に行ってOKが出れば、4日くらいで手元に届いていただけに焦りました。
だって、日本の滞在期間が2週間の予定で、フライトのチケットも取っていたから。

そんなこんなで、不安がいっぱいでしたが、
言われる通りに、帰国後すぐに、必要書類 (DS-2019など)とパスポートをエクスパックで
領事館(私の場合、大阪)に送りました。

そして、10日後、無事に、新規ビザ付きのパスポートが届きました!!
う〜〜ん、ビザの更新(面接なし)の場合、最低でも2週間は日本にいないと不安だわ。
ともあれ、無事、ビザが更新されてよかったです。


そして、今回の帰国の大きな目的が、ショウジョウバエ研究集会に参加すること!
こちらに来て、丸3年、一度も日本の学会に参加していなかったので、
特にアットホームで知り合いが多い、ショウジョウバエの学会に今回参加することにしました。

場所は、東京慈恵医大。
初めて訪れた所だったのですが、すごい歴史ある大学なんですね〜。
私は15分のトークの機会を与えて頂き、アメリカでの仕事を発表してきました。
若い(苦笑)世代の方もたくさんいて、とても活気あるセッションとトーク、ポスター発表がいっぱいでした。
歴史ある大学で、ほぼ3年ぶり?4年ぶり?に会う方々と、有意義な時間を過ごせました。

この学会が、3日間あって、その後、
関東に住む、弟夫婦のお家にお邪魔して、初めて姪っ子に会って。
アメリカ人の子供達と接するように、初対面でプニプニと姪っ子を触りすぎたせいか、
私に警戒心を抱かせてしまったようで(苦笑)、1時間以上、私と眼が合うと号泣。。。
とほほ。。。であります。
来年あたり帰国するときは、もうちょっといっぱい遊べるようになるといいな〜〜。

東京滞在最後の夜は、NCで出会ったみなさまとお会いすることができました。
平日の夜にも関わらず、10人以上の方に集まって頂いて、
懐かしいNCの話など、とても楽しかったです。

東京でお世話になったみなさま、いろいろありがとうございました。

最後に、関東での写真をいくつか。
 東京タワー
こんな近くで見たのは初めて。
ノスタルジックでカッコいいです。

 話題の(?)スカイツリー。
確かにデカイ!!
これは永代橋あたりからの写真。

東京駅が改装されて、と〜っても奇麗になっていました。

私の好きな街、横浜。
都会なんだけど、海や山が近くにあって、
東京ほどゴミゴミしていなくて、
その辺が好きな理由かな。

横浜のみなとみらいの観覧車。

友達が調べてくれたんだけど、
なんと、あのニューオリンズで食べて、
私の「おいしすぎてもう一度食べたいもの」リストに入った、
Cafe du Mondeが何と日本にもあった〜〜〜〜。
ここのベニエ(ドーナツ)が激ウマだったんだけど、
なんとミスタードナツが母体となってお店をやっているみたいです。
なんということだ〜〜〜〜。
パウダーシュガーの量は、かなり少なめだったけど(自分で追加できるし)、
独特の味のアイスコーヒーも再現されていて、感動しました!!

Cafe du Monde (日本のお店) 
調べてみると、京都駅ビルにもある!!
是非、みなさんも食べてみて下さい。
すんご〜〜い、おいしいから。 



2012-10-28

Janelia Farm Research Conference

ブログの更新が途絶えてしまっていて、申し訳ないです。。。

論文のことやら、出張やらで全然時間がなくて。。。(言い訳)

ここ1ヶ月のことを少しずつアップしていきますのでご了承くださいまし。


9月30日から、10月3日まで、
ワシントンDCから車で1時間くらいのところにある、Janelia Farmでの学会に参加してきました。

このJanelia Farm 。研究者ならご存知の方もたくさんいると思いますが、
Howard Hughes Medical Instituteの2006年に作られた新しい研究施設です。
Howard Hughes Medical Institute自体は、
1953年にビジネスマンであったHoward Hughesさんによって設立された、
non-profit (民間非営利団体) の研究所。
それに付随する研究施設といったところでしょうか?

何がすごいって、その規模です。
NIH(国レベル)の研究費にも負けないくらいの研究資金が用意され、
特にNIHでは取り上げられないような、ちょっとマイナーな、でもとても興味ある研究を中心に、
いろいろなプロジェクトが動いています。
例えば、神経回路について、イメージングについて、ショウジョウバエの行動について、などなど。
どれもが、とても規模の大きなプロジェクトです。

そして、このJanelia Farmで行われた学会の1つ、
"Behavioral Neurogenetics of Drosophila Larvae" に参加してきました。
別名 "Maggot Meeting" ウジ虫ミーティング(笑)
参加者は、人数が制限されていて、だいたい40人くらいだったかな?
研究分野が非常に狭く括られているので、その分、濃密なディスカッションができる点がいいところ。

ちょうど、私の仕事がまとまっていた時期でもあったので、
大御所の先生方とも、いろいろとディスカッションができて、とてもためになる、よい機会でした。

しかし、Janelia Farm 聞いてはいたけれど、すごいところだ〜。
研究所内を案内してくれるツアーにも参加したんだけれど、
例えば、ショウジョウバエの系統をトランスファーするのが全自動でロボットでやっていたり、
広い敷地内に、研究者のアパートメントが完備されていたり。



周りに、これといって娯楽施設がないところとか、
研究に集中できる環境ではあるけれど。。。
息抜きもしたい私には厳しい環境だわ〜〜〜




2012-09-19

論文が受理されました

またまたブログの更新が滞ってしまってすみません。。。

本当にここのところバタバタ忙しい日々でして(言い訳)。

先月投稿した論文が、なんと1ヶ月足らずで受理されました!!

本人が一番驚いています。

こういうパターンは経験したことがないもので。。。

先月に投稿してから、約3週間でエディター&レビューアーからコメントが届き、
いい意味で予想外の非常にポジティブなコメントを頂いた結果、
すぐにデータを追加し、本文を手直しして再投稿したところ、
これまたすぐに受理というお返事を頂きました。

あまりにも、バタバタと急な展開だったので、
未だに信じられないという気持ちがココロのどこかにあります。
まだ投稿内容の最終確認をエディターの方々としている途中ですので、
もう暫くオンライン上に公表されるまで時間がかかるかと思いますが、
またそのあたり、決まったら報告しますね。

そして、受理が決まってから、少しはゆっくりしたいところなのですが、
実はそうもいかなくて。。。

今月末にはJanelia Farmでの学会に参加し、
そして、その後、日本での研究集会に参加予定。
そう、日本に一時帰国します。

そのための準備でバタバタ バタバタなのです。
ビザの更新手続きも、何だか去年と違って面接免除→郵送パターンしか選べないし、
不安なことがいっぱい。

あ〜〜いっぱいやらなきゃいけないことある〜〜って。
そしたら、先日から風邪をひき、2日お仕事をお休みしました。。。

まぁ、ポジティブに、「ちょっとは休んだら?」というサインなんだと思って、
睡眠をたくさん取りました。
そのお陰で今日は、かなり回復。

Kaiくんを見習って、ゆっくり休むときは休まないとね。



2012-08-13

ひとまず投稿完了

ようやくですが、先週、論文を投稿することができました。

とりあえず、3日以上経って、出版社の編集部からダメだ〜〜という返事が届いていないので、
このままうまくレビューアーに論文が回ってくれたらいいなと思うばかりです。

前の投稿にも書いたけれど、論文を投稿したからといって、
すぐに、そして必ずしも論文が掲載されるとは限りません。

可能性としては、編集部でのダメ出し(門前払い)、
うまくレビューアーに回っても、いろいろと追加実験を要求されたりして、掲載されないことも多々。
なので、まだまだ論文掲載への道は長いのであります。。。

ともあれ、無事に投稿までたどり着いたということで、
自分自身へのご褒美として、好物の「お寿司」を食べに行きました。

これ、NCで食べることができる、私の好きな和食の1つ。
RaleighにあるWARAJIという日本食レストランの「ちらし寿司」です。
ね、おめでたい感じで、豪華でしょ。
ここは、日本の味にとても近くて(酢のちゃんときいた酢飯や新鮮なお刺身を食べることができる)、
お気に入りのレストランです。


論文投稿後も、そんなにのんびりしていられなくて、
追加実験の準備やら、ラボの学生のコとの実験やら、何かと忙しい。

8月は、休暇を取るアメリカ人が多いけど、私はお休みなし。
これまで、いろいろ旅行に行ったし、秋には日本に帰るし、
ここは暫く仕事に集中しま〜〜す。

2012-08-05

あとちょっと

今週も論文作成中。。。

なかなか、投稿すると言ってからも時間がかかるって分かってはいるけどね。

でも、あとはリファレンスのチェックくらい、たぶん。

リファレンスの作業って結構難しいんだよね。

どの論文を引用するのか選ぶのが難しい、というか、
引用論文数に限りがなければ、いくらでも入れたいところなんだけど。
レビューを入れるべきか、最初の報告を入れるべきか、とか。

そんなワケで、今日も自宅作業中。

Kaiくんは、私が家にいるのは嬉しいんだろうけど(お留守番より)、
家にいても、あんまり構ってくれないもんだから、体を張って作業を阻止します(笑)。

論文ブロックの巻。


マウスもお腹の下に隠してしまう。



2012-07-17

留学生活 延長決定

ちょっと前に決まったことなのですが、
こちらでの研究生活をさらに1年延長することにしました。

2009年の9月にこちらに来て、もうすぐ3年が経ちます。
最初は、ホントどうなることかと心配でしたが、
ボス、ラボのみんな、こちらで出会った日本人、アメリカ人のみなさんのお陰で、
トラブルもなく、無事に研究生活&留学生活を続けることができています。
こちらで知り合ったみんなに感謝です。

こちらで出会った人たちとは、年齢や職業やバックグラウンド、いろいろ違うけれど、
みなさん、 おおらかで、優しくて、何事も前向きにポジティブに考える人たちばかり。
3年近く過ごすと、私の価値観も少しいい意味で変わりました。

お仕事は、遂に、やっと、1つ目の論文がほぼ書き上がりました。
今ボスと最終チェック段階です。
ちょっと時間かかりすぎちゃったかなぁ。。。
論文は投稿してからも、いろいろ大変なことがあるのは十分承知なので(笑)、
論文受理まで根気よく頑張りたいと思います。

そんなワケで、週末は家で論文をカタカタとパソコンで書いてました。
その間、Kaiくんはデスクの下で、遊んで〜〜とばかりの熱い視線。 
だいたい、10分も待てなくて、ちょっかいを出して来るので、
家での作業はあまりはかどらず。。。

もう1つ、共同研究というか、顕微鏡の実験を一部お手伝いさせて頂いた、
別のラボからの論文が先日受理されました。
筆頭著者ではないけれど、アメリカに来てやった仕事の一部が初めて論文になりました。
これは素直にうれしいっ。

その他、ちまちまと進めている実験もあるので、
これもいずれ論文にできたらいいなと思うんだけど、そう甘くないかなぁ(苦笑)。



とにかく、また1年留学生活が延びたので、
いろいろな手続きを、またまたしました。

○アパートメントの更新。
多くのアパートが更新時に家賃が上がるらしいんだけど、我が家は変わらず、
どころか$10月々安くなった !!
理由を聞いたら、長い間トラブルなく住んでくれているから、らしい。
良心的なアパートです。
オフィスの方とも顔見知りになったし、
メンテナンスのおじさんなんて、Kaiくんカワイイって言ってくれるし、
日本の時もそうだけど、大家さんと顔見知りになると何かと便利だよね。

○自動車免許の更新。
免許更新のノウハウは去年の投稿を参考にしてください。

他にも何かあったはず。。。


あと、10月にビザの更新も兼ねて、日本に一時帰国します。
いつもゆっくりできないんだけどね。。。
家族と会って、ゆっくり話もしたいし、
できるだけ、日本のお友達にも会いたいし、温泉とか美味しい日本のご飯を食べたいな〜〜。


2012-03-17

Fly Meeting

またまたブログの更新が遅くなってしまいましたが…

先週は、シカゴでのFly Meeting (正式には2012 Drosophila Research Conference) に行っていました。
これはミシガン湖とシカゴの街の風景。
こちらに来てからは2度目のFly Meeting 参加です。
そしてシカゴでの学会は3年ぶり。

実は3年前のシカゴでの学会で、今のボスに出会い、こちらで研究することが決まったのです。
当時、分野が近いこともあり名前は知っていましたが、初対面。
思えば、まず学生のコのポスター発表を聞きに行き、そこでボスにも会いたいと言ったのが最初。
そして、この学生のコがボスを紹介してくれて、急遽(アポなし)2人で食事に行くことになり、
おいしいご飯とワインを、初対面にも関わらずご馳走になり、その場でほぼ留学が決定したという、
思い出深いというか、何と言うか、私のアメリカ生活のスタートになった学会です。

お仕事の内容は、もうすぐ論文に投稿する予定。
ようやく、遂に。
一応、論文は書いて、今はボスのチェック待ちです。
ここからも、結構時間がかかるんだよね。。。頑張る。


ここからはシカゴでの美味しいご飯を紹介します。

まず1つ目は、ボスと学生のコと行ったシカゴピザ屋さん。
アメリカのピザには、大きく分けてNY pizzaとChicago pizzaがあるんだけど、
違いは何といっても生地。
NY pizzaはイタリアンピザに似て、薄めの生地なんだけど、
Chicago pizzaは、キッシュ生地に近い感じでかなり厚め。
そのため、注文してから焼き上がりまで30分とか40分くらいかかるのです。
その間のヒマ潰しに(?)このお店ではユニークな方法がとられています。
それが、お店の壁への落書きタイム !!!
ピザを注文すると、お店の人が白いペンを持って来て、自由に落書きして待っててって。
このように壁一面落書きだらけなのです。
我々も落書きタイムスタート。
学生のステファニーは "GO DUKE BLUE DEVIL" と書きました。
dukeのバスケットチームの名前ね。
私も落書きしたけど、それはヒミツです。
お店に行くことがあったら、探してみて(笑)。

そうこうしているうちに、ピザが焼き上がり。
ね、キッシュみたいでしょ?
3年前はUNOっていうchicago pizza屋さんに行ったんだけど、
そこより生地は薄めで、とってもおいしかったです。
ボスが探したこのお店、大正解。おすすめデス。

もう1つは街を歩いていて偶然見つけた "牛角" です。
そう "牛角"
実はノースカロライナには日本の焼き肉屋さん、ないんです(涙;
韓国焼き肉のお店はあるんだけどね。
というわけで、食べたい !!  日本の焼き肉。
ちゃんとカルビやロースもあって。
って、US Kobe Beefと書いているけど ??
実はアメリカのAngus BeefとKobe Beefのハイブリッドなんだって。
お味は日本のお肉に近く、とても美味しかったデス。
大満足〜〜!!

他にも、知らなかったんだけど、シカゴってホットドックでも有名なんだって。
ボスのおすすめでPortillo's というお店へ。
この日は、私もステファニーも無事に発表が終わったということで、
昼間からビールを飲んでしまいました、もちろんボスも。
って、超デカイ、ジョッキ。。。

最終日は、同じジャンルの研究をしていることで知り合ったアメリカ人たちと。
Rosebudというイタリア料理屋さんへ。
スパゲッティーとかよく食べるけど、リゾット久しぶりな気がして注文。
これもおいしかったデス。

たまに行く都会。
おいしいご飯が多すぎるぅ。
って、また太ったな、こりゃ。


2011-12-13

師走

ですね〜〜。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

私は、12月に入って、かなり仕事が忙しいのであります。

自分の実験は、いい感じにまとまってきているので、
夏にちょっと放置気味だった論文作成に再度とりかかれる状態になってきました。

それだけでも忙しいといえば忙しいんですが、
12月、いや11月くらいからかなぁ?
ラボの学生のコたちと仕事を一緒にするようになって、
この予定が入って来てから、かなり忙しくなってしまったのです。
それも、最大で3人のコたちと別々の実験をしなければならず。。。

彼らは、一言でいうと「押しの一手」です。
「Hey ○○(私の名前)、明日からこの実験スタートするから一緒にやって」とか。
明日から??おいおい、ですよ。
これがアメリカ人と日本人の内面的な違いですかね。

幸か不幸か、ラボの中で顕微鏡観察に長けているというポジションなので、
彼らの顕微鏡観察パートを一緒にするワケです。

スケジュール管理が難しいというか、
彼らのゴリ押しに負けて、自分の実験が夜になってしまったり、
Hey ○○(私の名前)、Hey ○○(私の名前)と名前を呼び続けられる苦痛(笑)もあったりですが、
Duke大学の学生は、アタマがホントいいんで、
あ〜だ、こ〜だ言いながら、一緒に実験するのは楽しいし、プラスになります。

でも、さすがに彼らの連日のゴリ押しに対して、ムッとすることもある日も。
でも強くは言えない日本人。。。表情には出てるんだろうか?

そんな私に、ある日、学生のコがDunkin' DonutsのMunchkinsを差し入れしてくれました。
キャ〜〜、ドーナツ大好きの私は、この差し入れで「ゴリ押し、許す!」と単純に思ってしまいました。
食べ物でつられるなんてね(苦笑;

日本だとあまりみかけないDunkin' Donuts
私の好物です。
それを知っていての差し入れだから、もう、許す!許す!許す!!
ドーナツ片手に、じゃんじゃん仕事持って来なさ〜〜い。



味はミスタードーナツに近い気がします。

そして、差し入れしてくれたMunchkins
こんなのです。
ミスドのD-popってのに近いかな?
あれは6個入りだけど、
こっちは、さすがアメリカ。25個 or 50個入り(爆笑)。
もちろん1個ずつも買えるんだけど、断然お得なんだよね。
で、このドーナツをみんなで食べながら実験するのです。


大変なお仕事も、楽しくやらないと〜。




2011-10-09

Cold Spring Harbor Meeting

ブログの更新が滞っていた理由の1つですが、
先週月曜日から金曜日にかけて、NYにあるCold Spring Harbor Labで行われた
Neurobiology of Drosophila Meetingに参加してきました。

私にとって初めてのCold Spring Harbor Meetingでした。

噂には聴いていたけど、とてもハードスケジュール。
朝の9時からセミナーが始まり、全てのセッションが終わるのは夜の11時を回るのです。
毎日ホテルに帰ると、ほんとグッタリでした。

しかし、そのくらいミーティングは充実していて、
仕事を頑張ろう〜という気持ちを高めてくれるものでした。
日本にいるとほとんどお会いすることが出来ない、大御所ボスがたくさん参加していて、
彼らのトークを聴けるだけでなく、ポスター発表などでお話ができたのもいい機会でした。

今回のミーティングでは、Seymour Benzer Lectureと題した、Yuh Nung Janさんのお話がありました。
Seymour Benzerさんは、私のアメリカでの現ボスの元ボス。
今回講演をされたYuh Nung Janさんも、Seymour Benzerさんのところでポスドクをしていました。
Yuh Nung Janさんは、私がアメリカに来るまでいた日本のラボのボスの元ボス。
何だか混乱してきました??(笑)

とにかく、「Seymour Benzer Lectureとして、Yuh Nung Janさんのお話が聴けた」
これが、それはそれはすごい機会だったということです。
Yuh Nung Janさんは、ポスドクとしてSeymour Benzerさんのところで研究を始めた頃から、
現在に至るまでの自身の研究のあゆみを、ユーモアも混ぜながらお話されました。

その他にも、ほとんどの発表が興味深いものばかりで、ホントにいい勉強になりました。
Neurobiology of Drosophilaというタイトルのミーティングでしたが、
発表のほとんどが行動学や脳の高次機能を解析したもので、こういう時代が来たかってひしひしと感じました。

私はポスター発表をしました。
たくさんの方々に研究内容を聞いて頂けて、意見交換ができてよかったです。

ホント自身の研究にいろいろプラスになったので、この学会に参加させてくれた現ボスに感謝です。


学会風景の写真がないのですが。。。
Cold Spring Harborはこんなところです。
 NYとはいえ、マンハッタンまでは1時間以上。。。
寒い日もありましたが、お天気がよい時に、ちょっとラボのコたちと散歩しました。

海岸にはカブトガニの死骸(?)が!!

ほぼ学会会場周辺に缶詰状態の1週間でしたが、
最後のレセプションの時には、恒例(?)の1人1匹ロブスターディナーがありました。
じゃじゃ〜〜〜ん。

しかしながら、ベジタリアンのラボメイトのアンディーは、
ベジタリアンメニューを申し込んだにも関わらず(?)、
ベジタリアンメニュー=(ロブスター+ブロッコリー+ジャガイモ)ー(ロブスター)
つまり、ブロッコリー1房ジャガイモ1個という驚きの待遇でしたが、
この通り、満面の笑み(涙;
アンディー、超いいヤツだぁ〜〜〜〜。

あと学会から帰る時、とってもきれいな蝶々を見つけました。
一眼で撮りたかったな〜〜。


2011-04-27

ふつうに

元気です。

ブログの更新しないとと思いつつ今日に至るだけです。

こちらは日中は半袖で十分の暖かさ。
一番いい季節ですね、花粉が飛んでいることを除けば。

なのに、我が家のエアコンが壊れ、
これで3度目くらいの修理だったんだけど、
ここにきてmajor problemがあるとか言ってさ〜
今までの修理は何だったんだよ〜〜
今度はベットルームの上の配線を調べなきゃいけないねぇ、
天井をぶっ壊す?とか言っててさぁ。
マジか。。。
砂やほこりでジャリジャリにされるのだけは勘弁だよ。
てか、その間、Kaiくん、どうするんだよ〜〜
ちょっとこっちで話し合ってからまた連絡するって。
おいおい、それまでエアコン壊れたままかよ〜〜
既に超暑いんだって〜とリーシングオフィスにクレームを言ったら、
窓に取り付けるタイプのエアコンを急遽付けてくれた。
しか〜し、音はうるさいし、治安の良くないDurhamでこれは避けたい。。。
明日、またクレームをつけに行こう、はぁ。。。面倒だ。

クレームといえば、ラボの仕事でも今日クレーム言ったよ。
トランスジェニックフライをオーダーしたんだけど、
言ってた値段と違うじゃないか〜〜って。
倍近く違うもんだから、どうなってるんだ〜〜ってクレーム付けた。
これは表示間違いってので一件落着だったんだけど、何それ??って感じ。

アメリカ単身生活。
黙ってちゃ損をするってコト。
言ってナンボってコト。
しかし、無駄なエネルギーを使うんだな、これが。
はぁ。。。

とまぁ、文句ばっかり言ってても仕方ないので、
うちのラボの楽しいジェイソンの話でもします。

段ボールに落書きしてました。
「どーもくん」だそうです。
日本人として突っ込まないといけないネタですね。

あと、本を貸してくれました。
こんな本。
家の片付けしてたら出て来たんだってさ。

日本語と英語の会話本というか、スラングてんこもりですね。
特に恋愛の場面の章が大半で。
ジェイソンは実践済みなのだろうか(笑)。

彼のお気に入りの日本語のフレーズはここから身につけたみたいね。
「誰に向かって言ってんだよ?」

こんな感じにキレる時のフレーズもたくさん載っていました。
今後クレーム付ける時に使えるフレーズはあるだろうか?
下手に使って逆切れされたら怖いなぁ。。。


2011-04-10

Lab Party

ラボの学生のコが、めでたく学位取得となったので、
ラボパーティーを開きました。
第一回(?)は、公聴会(defense) の後、ラボのミーティングルームで。

晴れてドクターとなった彼女は、ほとんどお酒が飲めないのですが。。。
ジェイソンがたくさんお酒を買って来ました。
シャンパンとビッグボトルのビールがたくさん。
「どんなビールが飲みたい?」とジェイソン。
何でもいいよ〜銘柄とか詳しくないし。
と答えたものの、我々の何かを祝うパーティーではなく。。。
リシェンの学位取得を祝うパーティーなワケですが。。。
つまり。。。えーーっと、まぁ、こんな機会に飲みたいだけの2人です(笑)。
こんなにたくさん買っても、ラボでお酒を飲めるのは、
ボス、ジェイソン、アンディー、ジェシカ、そしてわたしの5人。

おつまみには、Chick-fil-Aの山盛りチキンナゲット
日本では馴染みのないChick-fil-Aですが、
ケンタッキーみたいなチキン系ファーストフードで、みんな大好き。

散々、夕方から食べて飲んで騒いでしまいました。


そして、週末は、第二弾として、ボスのお宅でバーベキューパーティー。
さすが、アメリカ。

お庭にあるグリルで、モリモリ肉を焼きます。
肉をたくさん焼くという行為が、楽しいボス。
写真のグリルの上段にあるのは、キノコです。
アメリカで主流のキノコの1つ。
日本のしいたけのたぶん6倍以上あります。
(下段のチキンレッグと比較してください、ハンバーガーのパンよりデカイ)
私はココロの中で、オバケキノコと呼んでいます。
同じキノコだったら、やっぱデッカイ方がいいじゃんって考えですかね(笑;

ラボのメンバーはもちろん、
日頃から合同ラボセミナーをしている他のラボの人たちも集まって、
かなりの大人数のパーティーとなりました。
モリモリ肉を食べて、またモリモリ肉を食べる。
ちょっと休んで、またモリモリ肉を食べる。
そしてビールやワインを飲む。
アメリカンなパーティーです。

そしてパーティーの最後には必ずデザートタイムがあります。
今まで食べたご飯(肉とか野菜とか)と同等、いやそれ以上のデザートの量。

さすがにアメリカンライフを続けると、太りそう。。。


今回学位を取った彼女は、ポスドクとして研究者を続けるのではなく、
経済学を今度は勉強したいとか。
こういう選択肢が可能なところがアメリカライフのいいところ。