2012-06-11

テネシーへの旅(ナッシュビル編)

もう数週間前のことになってしまうのですが、
週末を利用して、ノースカロライナのお隣の州、テネシー州まで旅行に行きました。

お隣の州とはいえ、なんと車で片道約半日!!
最初は飛行機でのプランも考えていたんだけど、直前に思いついたのもあってチケットが高くて。
弾丸ドライブ、アメリカならでの旅ですね。。。

今回の旅の目的は、
前から行きたかったカントリーミュージックの聖地ナッシュビル (Nashville) とブルースの街 (Memphis) を訪ねること。

まずは、Nashvilleの街を目指して、ひたすらドライブすること8時間。
行ってみて思ったのは、カントリーミュージックだけに限らず、
街のいろいろなところから音楽が流れるステキなところでした。
街のランドマークの1つ、AT&Tの通称バットマン (Batman Building)。
形がバットマンに似てるから、こういう名前が付いているんだと思う。

で、Nashvilleを訪ねた、もう1つの理由が、一緒に行った友達がどうしてもJack Daniel 工場に行きたいということで。
日本でももちろん有名だと思うけど、Jack Danielとは、アメリカで主流のウイスキーの1つなのです。
で、このJack Danielを作っている工場が、ここNashvilleにあり、工場見学ツアーをしているとのこと。
無類のお酒好きの友達はもちろん、私も工場見学に興味があったので一緒に行きました。
Nashvilleの中心部から車で1時間くらいの小さな村にあります。
これが工場の入り口。

なんとこのツアー無料です。

ホントはたくさん写真を撮りたかったんだけど、
企業ヒミツなトコロもあってか、撮影はほとんど禁止。。。

20人くらいのグループに分かれて、工場の中を見学していきます。
わたしたちのツアーガイドはこの「ハンプティーダンプティー」みたいなおじさん(笑)

ウイスキーの名前になっている創立者のジャックダニエルさんのお話から、
ウイスキーの原料、作業工程まで、ひとつひとつ丁寧に説明してくれました。
 これは、樽で寝かせることによって色が変わっていく様子(のはず)。
ウイスキーにはキレイな水が大切らしい。
この洞窟(?)から湧き出る水でウイスキーを作っているそうで、
この洞窟を発見したから、ここに工場を建てたとか何だとかで。
これは、樽の中の様子。

実はわたし、大学時代は発酵工学を勉強していたので、
大阪のサントリー山崎工場に大学の授業の1つで見学に行ったこともあり、
ちょっとした予備知識があったお陰で、この工場見学、ホント楽しかったです。


工場見学の後に、できたてのウィスキーをテイスティングといきたいところですが、
この工場があるカウンティー(郡)は、ドライ・カウンティー(禁酒郡)で、
お酒の販売・提供が禁止されているのです。。。
(工場内で少量のボトル入りウィスキーの販売が特別に許可されているけどね)


う〜〜ん、残念。
というか、ドライブ旅行だし。。。そもそもアウト。


でも、工場でしか手に入らない限定ウィスキーをゲットできて満足。
お友達には、帰国の餞別ということで「シングルバレル」をプレゼント。
イマイチよく分からないけど、シングルバレルって1つの樽からできたウィスキーのみを詰めたものらしい。
ってことは、通常のはいろいろな樽のを混ぜたものなのかしら?
私にゃ〜味の違いはよく分からないけど、貴重なものらしく満足していただけたようで何より。




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