2011-04-16

トルネード

アメリカに来て、初めてです。
トルネードの恐怖。

今日は、アメリカ人のお友達とRaleighにある美術館に行く予定でした。
お昼過ぎに美術館で待ち合わせて、
美術館内とその周りの公園を散策する予定だったんだけど。

天気予報では、あいにくの雨模様。
プラス、トルネードが発生する可能性アリとか言っていて。

まぁ、こっちは夏場には突然の豪雨とかよくあるし、
そんなもんかと思ってたんですが。。。

違った!!

美術館に着いてすぐくらいに、雷を伴う豪雨になって、ヒョウが降ってきて、
美術館の職員の方(警備人?)が、evacuationを促していて。
トルネードがくるからって。

!!!

急いで、美術館の地下に避難してくださいって。

!!!

お友達と落ち合う前に、言われるがままに美術館の地下へ。
これがその時の様子。

トルネードが来たら、地下が一番安全だからって。
この地下通路っていうか、倉庫っていうか、この空間に誘導されました。
1時間ほど、ここで避難待機。

NCでは、ありがちなんだろうか。
みんな普通に雑談したりして待っていました。
時々、電気が切れたり付いたり。
これには、ちょっとビビった。
地下だから電波が入らず、待ち合わせてた友達とも連絡がとれず、ちょっと涙。。。
この場にいたアメリカ人は、オッオ〜〜って言うくらいなんだよね。
全然ビビってない。

その後、トルネードが過ぎたから、今日は帰宅してくださいって。
トルネードが過ぎた??

後でニュースを見てびっくり。
美術館の近くでも、突風で物が飛ばされたり、木が倒れたりしていました。
これは同じRaleighの少し離れたところの様子です。
トルネードの直撃を受けたところ。
おそろしいぃ〜〜〜〜トルネード!!
NC全体では、100以上のトルネードが発生し、
たくさんの家が破壊され、21人の方が亡くなられたそう。。。
ずっとこのニュースをしています。
アメリカは国土が広いので、ニュース等、特に地元密着型。
かなりの被害なようです。心配だ。。。
州政府は非常事態宣言を発令したみたいです。
すでにトルネードの被害に遭われた方々への募金活動も
アメリカ赤十字などがはじめました。
行動が早いぜぃ、アメリカ。


ちなみに、トルネード警報(?)はこんな感じ。
テレビやラジオからこのアナウンスが流れます。
おどろおどろしい音。
Kaiくんもビクって反応して固まります。

しかし今思うと、美術館の職員の方々の対応が素晴らしかったです。
ものの数分で、美術館内にいた人全員(100人以上)を安全な場所に誘導するなんて。
徹底したアメリカの危機管理対策を目の当たりにした感じ。
たのもしいぜぃ、アメリカ。



4 件のコメント:

  1. 無事で何より!
    私がいる間はトルネードは来なかったなぁー。
    ホント、アメリカの素早さは素晴らしい!
    日本も見習いたいよね。

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  2. Yukiさん。
    コメントありがと〜〜。
    アメリカ人、頼もしいぃ〜〜って思った瞬間でした。

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  3. はじめまして。 アメリカに来て未だ一ヶ月と数日の者です。 今朝からトルネードの警報が鳴り響いているので、いざというときの為にどう対策
    したものかと思いネットで検索をかけていたら、此方にヒットしたもので拝見させてもらいました。 写真などのアップからとてもリアルに感じました。 私が今居る所は地下はないので、緊急時にはバスルームかなと。 初めてのことなので不安もありますが、現地の方達は冷静に対応との事で頼もしいですね。
    勉強をさせて頂きました。 ありがとうございます。

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  4. こちらこそはじめまして。
    アメリカ北中部にお住まいなのかな?と思いました。
    渡米してまだ1ヶ月となると不安なことも多いと思います。
    どういうお家にお住まいなのか分からないですが、まず窓から離れることと、いざというときはバスルームに避難と聞きました。こちらは、日本と比べて、停電になる頻度も高いので(実際、ちょっとした雨でも停電します。。。)、電池式のライトやラジオを持っている人が多いです。あと飲み水や食料品(調理不要のもの)を買いだめしたり。電気がないと、ネットも見れないし、テレビも見れない。結構不便な生活となってしまいます。。。
    少しでもお役に立てれば幸いです。
    早く不安定な天気がおさまるといいですね。

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