2011-07-10

ラピュタ

今日は珍しく(?)おうちでのんびりしていました。

そんな日は映画鑑賞。

今日は「天空の城 ラピュタ」です。
もう何度観たか数えきれないくらいですね。
私のベストムービー。

今からちょうど25年前に作られた映画です。
25年前ですよ。
私はまだ小学生。

何度観ても、飽きることがない、
というか観れば観るほど、
そして観る時の心境や時代や年齢によって、感じることが少し異なり、
回を重ねるごとに、一層深い映画だなぁと思うのです。

今回は、主人公シータの最後の台詞にぐっときました。

今、ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。
ゴンドアの谷の詩(うた)にあるもの
「土に根を下ろし 風と共に生きよう



種と共に冬を越え 鳥と共に春を謳おう」
どんなに恐ろしい武器を持っても、
たくさんのかわいそうなロボットを操っても、
土から離れては生きられないのよ。


今回は英語版吹き替えで見たんですが、

この台詞は、たぶんこう言っていました。

Now I understand why the people of Laputa vanished.
There is a song from my home in the valley of Gondoa that explains everything.
It says: 
"Take root in the ground, live in harmony with the wind, plant your seeds in the Winter, 
and rejoice with the birds in the coming of Spring."
No matter how many weapons you have, no matter how great your technology might be, 
the world cannot live without love.


最後の最後の部分、
土から離れては生きられないのよ = the world cannot live without love.

そうなのか??そういう意味なのか??
なんとなく、いや絶対違うだろ〜〜。
we cannot live far from the earth とかさ。
no one can live without land とかさ。
直訳に近いけど、少なくともloveじゃ〜ないと思う。

以下、私の勝手なラピュタの解釈なのですが。。。

優れたラピュタ人は、最高水準の科学の力によって作ったもの(空に浮かぶラピュタ自身も含む)で、
繁栄し、世界を征服していた。
しかし、いつしか、その科学技術が彼らの手には負えなくなり、
結局はその科学の力を捨て、ラピュタを捨て、
ラピュタ人は、地上に、自然に戻った。

のかしら?と。


「飛行石」という不思議なパワーを持つ石。
ラピュタ自信を浮かす力も持つ、エネルギー源の石。



この石の存在も、物語上とても重要ですよね。


科学技術の進歩とどう向き合うのか、ということを我々に問いかけていると思います。
文明の発達だけが重要なことではなく、自然と共存していくには、どうしたらいいのかと。


繰り返しになりますが、25年前の映画です。
ラピュタが、今の私たちに伝えるメッセージは何なんでしょう。


次週は、「ダンボ」みる予定。

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