2010-02-17

研究者たるもの…

学会参加の手続きで、Neurobiologyのオフィスに行きました。

前から気になってたんだけど、
オフィスの壁に、さらっとこのような文言が書かれていました。




深い

言ってたと思うと、
なおさら深い。
彼は尊敬するとかといった
レベルではすまない人です。
とてもとてもすごい人です。





100年近く経っても、彼の仕事が忘れられるどころか、
より一層、彼の仕事、洞察力のすごさを感じずにはいられません。
彼の職人といっていいほどの膨大なbrainのスケッチ(もちろん手書き)。
今見ても、渋くて、渋くて、釘付けになりますよね。
しかも、今の技術で得た結果と非常に近い。100年前のレベルでですよ〜〜。
逆にいうと!!
100年経って、まだこのくらいしか分かってないのかって叱られそうです。

今は、顕微鏡技術や、パソコンを使った解析技術が発達した時代。
時折、生身の人間の洞察力がどこまで反映されているのかと思う時もあります。

しかし、今日これを見てはっとしました。
研究とはobserveかつthink。

超基本ではあるけど、
考えてるだけでもダメ、
ただ観察してるだけでもダメなんだな。


急遽、ボスに3月に出張(学会)に行くように言われました。
しかも初発表だよぅ。
もちろんポスター発表にグルグル丸を付けて、強調しておきましたが、
ボスには、トーク選ばれたら喋ってねって。
ううぇ〜〜、何か嫌な予感…。

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